聖なるペルーの旅 2003



エピソード 編

 この聖なるペルーの旅のプランが完成するまでの間には、大いなる導きのもとに、様々なことが起こりました。そのエピソードの一部をシェアしたいと思います☆

 数多くのスピリチュアルなリーダーやマスター達、そして光りの道を歩もうとしているものは、その生涯で少なくても一度はペルーに呼ばれるという。

 私自身も初めて訪れたときは、何もわからないまま、ただその導きを信頼して、ペルーを訪れました。そして、そこで思わぬ体験をし、日本に戻ってからは大きな変容がもたらされました。なぜペルーの聖地には、これほどの力があるのか、シャーリーマクレーンや「聖なる予言」のJ.レッドフィールド、「太陽の遺宝」のE・Jマイケルを始めとして、この地に呼ばれて訪れた人々が皆、自らのパワーに目覚めることが出来たのはなぜか、 数ある世界中の聖地とは何が異なるのか、ここには一体何があるのか考えていました。この地にはまだ知られていない特別な何かがあるはずだと・・・。
 その答えは、今年に入ってから様々な媒体を通して、知らされることになりました。

☆ 今では南アメリカのジャングルに埋もれてしまったかのように見える大陸が存在し、またアンデス山脈高地にも、ある一つの文明が繁栄を極めていた。その文明とは、インカ・アステカ・マヤといった文明よりもはるかに高度なものであり、今、人々に知られ始めようとしている。インカなどの文明の遺跡は、それよりはるかに古くはるかにすぐれた文明の継承されたものにすぎない。この文明は何万年もの歳月をかけて、偉大なる者たち(アセンテッド・マスター)によって導かれ、アマゾン川河口から上流へと向かうよう運命づけられていた。かつてはメルという名で知られていたこの優れた文明は、川や山に含まれている地球の強大なパワーを利用していた。川や山には、アトランティス時代の固定観念から人間の知性を向上させ、自然の強大な力と調和して生きることを可能にするパワーが存在している。偉大な指導者たちは、目に見えざる自然のパワーを利用して文明を形作っていた。そうやって出来上がった文明は完全なバランスが保たれ、食物やパワーは常に豊富で、快適な生活条件が整っていた。メルの人々は大地の加護を受け、決して欠乏を思い煩うことなどなかった。そのような世界は、初期レムリア時代以降では地球上に見られることはなくなってしまった。・・・

☆ その扉は、内面的な用意さえ整えれば、誰でもくぐることが出来る。そこへ足を踏み入れた者は、古来(神秘)と呼ばれた世界へのスピリチュアルな再誕を経験するだろう。

☆ ペルーの山奥に地球の命運を決する秘密の精神共同体があって、そこへ世界中から心ある探求者が集結中という噂が流れている。

☆ ドルフィンスターテンプルでは、頭上と足元からそれぞれ60cm離れたチャクラを加えて、13のチャクラシステムがあると言われている。オーラの一番上に位置する第12チャクラ。それが、ペルーのマチュピチュだった。地上におけるグレイトホワイトブラザーフッドの基地が存在しているという。そして、トップの第13チャクラ。全てのものをワンネスの中へと、全体を穏やかに包み込んでくれている場所。ティティカカ湖の下には、輝く光りの都市があり、グレイトセントラルサンのポータルになっている。

☆ 日本の裏がティティカカ湖になり、そこには日本最後の少数民族がいる。ティティカカ湖に生えている葦のくきを折ると、渦になっている。それが宇宙そのものを表わしている。南米がアワの国になり、地球がひっくり返るときは、南米から起きてくる

☆ マチュピチュは、古代インカの人々にとって、医療、宇宙学、占星術のような惑星システムや農業などを学ぶための大学のような機能を果たしていた。大地の母と繋がり、天なる父との繋がりが持てる偉大なツールとされていた。87%が女性であり、残り13%が男性であったことがわかっており、そのことから女性が中心になって造ったとも言われている。男性は、保護する役割だった。
 あなた方がそこを訪れる時、何を期待しているか、何を願っているのか、どのような意図をしているのか、気を付けて意識してほしい。なぜなら、マチュピチュでは、それが増長され、真実となり、現実化されるからである。マチュピチュは、期待していなかった、予期していなかったものを与えるかもしれない。でもそれは、あなたが次のステージに行くための必要なものである。一つの聖地を訪れることは、数千日分の瞑想に値する。マチュピチュに足を踏み入れると、多くの癒しや奇跡が起こるだろう。あるものには、多くの愛と豊かさ、繁栄が与えられ、あるものは再び戻ることになる。

  1度目のインカトレールの旅で最初の洗礼を受け、アマゾンでの3日間のアヤワスカの儀式で、深い細胞レベルからの覚醒が行われました。日本に戻ってからは、自分の過去生と今生での役割を繰り返し伝えられ、それを果たすように様々な聖地を訪れるようにもなりました。そして、2度目の旅では、ペルーとの深い繋がりをさらに確信することになりました。(マチュピチュやチチカカ湖の神殿、ティワナコで、古代においては神官として、天と地を繋ぐ儀式を司っていたと伝えられました。)
 その過去生から引き継いだパワーの扉を開き、その内なるパワーを、この世で表現して行く勇気を与えられました。 それは、ペルーに存在する古代からの計り知れないほどのエネルギーを通して与えられる、宇宙からのギフトでした。
 再び戻って同じ場所に訪れたとしても、その都度新しい体験が得られ、その都度新しい扉が開かれ、必要な力が与えられるのです。前回のツアーリーダーは、5年前に初めて訪れた後、1年以内に数回続けて訪れることになったそうです。この地に足を踏み入れる度に、より深いレベルでの癒しと覚醒が起こり、光りの本質に近づくのです。それまで普通の主婦やOL、サラリーマンだった人たちが、旅を終えて帰るときには、全く違って見える。そして、日本に帰ったときには、その輝きを放ちながら、魂の真の目的へと向かっていく。私は、その変化を目の当たりにしてきました。

 この素晴らしい体験を、周りの人たちと分かち合いたい。
 2度目のペルーツアーに参加するときは、すでに私の中に、自分でツアーを始めるビジョンが浮かんでいました。その時期も、エネルギーを大きくシフトさせる変容の時期であり、1年の中で受け取るエネルギーが最も高くなる、9月の下旬から10月がベストだと感じました。そして、2度目のペルーが月に導かれた旅であったように(満月から新月まで)、今度の旅も月のリズム(宇宙のバイブレーション)に合わせたいと思ったのです。新月を迎えて旅立ち、満月の日に完了させる。そうして決まった、この日程は偶然にも(必然的に)、2001年に初めて訪れた時と、ほぼ同じ日程になっていたのです。
 そのことを、さらに確信させてくれたのが、2002年12月31日の夜にペルーで受けた、イヤーリーディングからのメッセージでした。

9月後半から10月中旬まで  
 虹の光りが降ろされています。 虹の存在として開いていくとき。あなたの才能と、2003年に受け取ったものを、さらに深めて行く時期。虹の神殿が、あなたのハートの中にある。その中に入って行き、これまでにあなたが受け取った様々な教えを思い出して行く。虹のライトワーカーとして、虹の戦士として、虹の全てを含むスピリチュアルなリーダーとして、あなたが確信を持って、虹の家族たちを、光りのサークルであり、虹の光りの柱の中に深めて、拡げていくことをする。
 内にある虹の神殿に入るだけでなく、外にもどんどん開いて行く。内と外のバランスが良く取れているし、あなたが虹の意識をもたらして行く。そうして、虹の家族たちが、どんどん出会って行くことが明らかになり、ネットワーク状に虹の意識が地球上に拡がって行くのを、ビジョンとして見ている。再び、虹の家族との大いなる出会いもある。あなたの働きをすればするほど、深い繋がりがもたらされることが間違いないことを信頼して、あなたのパワーを全開させて下さい。

 ここ2〜3年の間、聖なる旅を続けながら、今回ペルーツアーを行うことになって、思い出したことがありました。カナダにいた時に日本人の観光客を対象にしたツアーガイドをしていたのは、準備の一つでもあったということです。あの頃は、他に仕事らしい仕事もなかったので、ほんのアルバイトぐらいの軽い気持ちで始めていました。事前にアイテナリーが決められていても、その場になると、飛行機の遅れや交通状態など、ハプニングの連続で、何が起こるかわからないのが現状です。その場の判断で対応しながら、短い限られた時間の中で、出来るだけ良いところを観て楽しんで欲しいという思いで、やっていたことが少しは役に立つ時が来たようですね。その頃のことを振り返ってみたら、こんなスケジュールでは絶対無理というようなものでも、最後には必ず時間通りにピッタリと終わったり、予定外のハプニングが返って良い状態になったり、お天気も不思議なくらいに、その場に合わせてベストな状態になっていました。(^^)

 ツアーを終えて帰ってから、早速クイチにツアーを企画したいと連絡をし、彼もそのために全力を尽くすと約束してくれました。それからも、私は新しい出会いの中で変化とプロセスが続き、急速に忙しくなり、なかなか具体的にツアーの計画を立てる時間がなく、クイチにもその時期が来るのを待ってもらいました。それだけツアーに関しては、集中したいという思いがあったのです。そして、今年の前半が終わり、日本での聖なる旅が一区切り着いたところで、プランを立て始めました。
 今度のツアーには、必ずアマゾンを入れると決めていたところに、年明けから集中してアマゾンに関するメッセージやシンクロが次々にやって来ていました。やっぱり今回のメインは、アマゾンになりそうだと感じていたのですが、日程も訪れる場所やホテルも、ほぼ決まりかけたところに、また新たなアマゾンの情報が入って来たのです。それが、マヌー国立公園でした。ガイドブックにも載っていたので、名前だけは聞いたことがある。でも今回のツアーで行けるのかな・・・。最初は、ある有名なセンターでの観光ツアーを紹介されていたのですが、自分でも調べ始めて偶然表れたのが、オロペンドラのツアーだったのです。ツアー費用だけで言えば、かなり高くはなるのですが、それによって私たちも現地の人々やアマゾンの自然保護に貢献出来るという、そのプログラムの内容や主旨に共鳴しました。その上スタッフに日本人女性がいること。またその名前が、昔務めていた会社の同僚と同姓同名だったのです。それだけなら、ただの偶然だと思ったでしょうが、実は前回からペルーのチケットを担当している人も、昔の知人と同姓同名で、前回のツアーに一緒に参加していた人の中にも、知人と同姓同名の人がいたこと。しかも、三人とも一字の違いもなく! ペルーに関わることで、これだけ(しかも3回!)シンクロが続けば、もう決まりですね。(^^) 
 ただそうなると、それまでプランしていたことや、ツアー全体の流れが大きく変わることになります。私一人のことならば、自分が選んだこととして責任は取れるし、何があっても大丈夫なのですが、こうして第三者の人たちが大きく関わるときは、その人たち全員にとっても最善であることを望んでいました。そのために、返事を待っている間に、確認のためのガイダンスを求めることにしました。

 ”現在考えていることは、すでに時代遅れになっている。(!?) それは、過去の状況を元にして考えているから。同じことを繰り返す必要はない。古いものにしがみつくのは止めて、新しい可能性にかけてみる必要がある。新しい体験を通して学ぶことがある。今の現状に合わせて、進化させて行くこと。自分が本当にやりたいことは何か、今から何をやるべきなのか、良く考えてみること。その変化に気づき、認識するように。もう一度、計画を練り直すこと。そこに希望の光りが入り、未来が開かれ、より大きなパワーが得られる。・・・”
 そこで、太陽のようにメラメラと燃える炎が、象徴として表れていました。

 満月の日には、その答えが出る・・・そう強く感じるものがあったので、後は待つことにしました。
 その翌日の満月の朝、赤富士の絵が届きました。真っ直ぐに宇宙に向かってそびえ立っている赤富士の横に、その炎が太陽として描かれていたのです。さらに、絵が届いた直後に、スタッフの方(Tomokoさん)から返事が入り、そこには 「富士山に登っていました。」 と書かれていました。もうわかりました!って感じです。(^^)

 でも、もうアヤワスカの儀式は、必要がないのかしら・・・。前回の旅で、儀式を終えた後、どこか物足りなさを感じた私は 「やっぱりアヤワスカは、アマゾンでなくっちゃ!今度は絶対にアマゾンでやる!」と、自分にも言い聞かせて、寸前までやる気満々でいたのですが、それも視点を変えて感じてみれば、別の答えが出てきたのです。 
 ”過去2回の旅で、充分に体験し、自分の中のシャーマンの部分が目覚めたのなら、今度はそれを自分で活かす時に来ている。” 
 そう気づいていながらも、まだどこかで自信が持てなくて躊躇していると、
”勇気と精神力が試されている”  と剣を掲げた絵が浮かんできました。さらに・・・
 ”これまでの旅で体験し、気づいたこと、受け取ったエネルギーは失うことはない。自分の中で活かしたことで、それはさらに強くなる。今度は、新たに訪れる人たちのために、活かしていくこと。そのための旅でもある。”

 聖なる旅は、観光だけが目当てではありません。それぞれの人生での目的を、最善の状態で達成させるために、ブロックを解放し、新しいパワーの扉を開いて、魂が持っている光りの本質を最大限に表現してほしい。そのための深い覚醒が行われることを望んでいます。どの場所を訪れても、誰と行っても、何をしても、それなりに楽しむことは出来るでしょう。でも、私は常に最高善を望んでいました。今出来ることで、最善であり最高の状態を選択すると、いつも宇宙に宣言しているからです。

 そして、次に新たなインスピレーションが入ってきたのは18日。返事を待っている間に、前回のツアーレポートを書いていました。そこで、クイチのワークショップの内容を振り返っていると、やっぱり彼のガイドは素晴らしかったなと改めて思ったのです。最初のメッセージから、今回は全く新しいものとして、
オロペンドラにツアーの全てを任せることになるのかなと感じたのですが、ここで迷いが出たのです。
でも、どちらか一方に決めるなんて選べない。すると、「どちらか選ぶ必要はない。」と、答えが出てきました。 「それ、どういうこと? もしかして・・・?」 そう、一緒にすればいいじゃない! アマゾンの部分はオロペンドラにお願いして、後半の聖地はクイチにガイドしてもらうそれが出来たら最高のツアーになる! でも、そんな都合のいいことが出来るのかしら。 こんなこと頼んでもいいのかな・・・。そこで、確認のガイダンスを求めると、出てきたのは「コラボレーション」という言葉と、3人が楽しそうに祝杯をあげている姿。 「全てはうまく行く。」 ほんとに〜!? やった〜!(^^)  最近良く耳にするコラボーレーション 「共同・協調・合作」は、それぞれの特性を活かし、表現しながら、一つのものを創り上げる。まさに、ピッタリ! 私は、そのメッセージを素直に受け取って、まずTomokoさんにメールを出しました。その日の夜、長いメールを書き終えて、ほっとひと息ついていると、空が明るく光り始めました。雷だ! 音は、かすかに聞こえる程度なのに、稲妻が繰り返し走り、その度に空が真っ白に光っている。その光景が、あまりに幻想的で素敵だったので、呆然と見惚れていました。雷は、「神なる」の意味があり、神からのメッセージ。英語では「Lighting」で光りそのもので、その光りが降ろされたことを表し、「思いがけない好運」の意味もあると言われています。
 それから、返事を待っている間の長かったこと。(笑) 次は21日の海の日に動くと感じたので、後は信じて待つことにしました。すると、その日の朝、Tomokoさんも、このツアーが素晴らしいものになるように、協力してくれるとのメールが届いていたのです。そして、電話で直接コンタクトも取ることが出来ました。(この日に、NHKハイビジョンで4時間に渡り、オロペンドラのマヌーツアーが紹介されていました。Tomokoさんは、その番組の収録のために帰国していたのです。)
 
 それ以降も、ツアーの内容は何度も調整し、最初とは全く違う流れとなりました。マヌー以外にまだ訪れていない聖地の情報が、次々に入って来ました。 その内容は、特にティティカカ湖に関したものでした。
 ”ティティカカ湖には、内なる世界への入り口がある。” ”宇宙船の基地がある” ”宇宙の海底都市がある。”  ”ティティカカ湖には、母なる地球の女性性のエネルギーが流され、惑星上の柱となっている。” ”女性性と男性性エネルギーのバランスを取ることが出来る ”・・・
  
 ティティカカ湖では、アラム・ムルの神殿が突如として加わりました。ここには伝説の他に、まだ明かされていない秘密も隠されているという。
・・・レムリアのマスターであり、賢者と崇められていたアラム・ムルは、七色の光り(虹)のマスターでもあった。後にインカの皇帝であるマンコカパックとして甦り、アンデスに黄金の太陽のディスクを持ってきた。そして、多次元への扉がこの神殿に開かれた。・・・・
 ここを訪れ、不思議な体験をした人が数多くいるそうですが、「ティティカカ湖のミステリースクールで、虹色の同胞団と共にいた。」 と伝えられたメッセージと繋がる気がして、私自身もとても楽しみにしているところです♪

 全てを委ねて、聖なる流れに任せたいと思います ☆